●「門」で 己を知り己を使いこなす

「狂った社会システム」

2018年2月22日

Facebookで何人かの方が
シェアされていた記事に
こういうものがありました。

 

image(link)

 


『不登校新聞』なるものに掲載された
東大教授・安冨歩さんのインタビューだそうです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiishiko/20180215-00081428/(link)




ところどころ
抜粋していきます。


「人は、自分自身でないものフリをしているからつらくなるんだ」


はい、私も、
そのように子供時代を送りました。
そしてつらかったです。




ではなぜ、
自分自身でないもののフリをするのか?



それに対して、


「子どものときから「親」に仕込まれているから、
 やめたくてもやめられないんです」


・・・ですよね。
私は幸い、18歳のときにその現象に気づきました。
ですがそこから、ほぼ完全に脱却するまでに
さらに18年くらいかかっているような気がします。


「親になっている人は、
 現代社会のシステムに適応しているから「親」になれるんです。
 システムに適応している人が子どもを産むので、
 わが子もシステムに適応させようと思う。
 たいていの場合、それが子どもの苦しむ原因です」


なるほど・・・
現代社会のシステムに適応しているから
仕事にありつけて
結婚できて
子供を産める。

仕方なく適応したか、
当たり前のように適応したかは
置いといて。



「ほとんどの人は
 狂ったシステムのなかで平然と生きています。
 現代の社会システムのなかでは、
 人は自分自身を殺さないといけない。
 そうしないと生きられない社会になっています」


はっきりおっしゃっていますよね!!



ときどき、このシステムを去りたくなること、
ありませんか?

私はあります。

それもあって、
システムに半分適応しつつ
半分離れていられる、
個人事業主をしているのだったりします。



「そもそも学校のモデルは軍隊です」



これもはっきりですね!!

そうなんです、
言ってしまえば
粒ぞろいの「兵士」をつくる教育です。

だから自分を殺すことになる。

そして見失ってしまった
自分自身を、

見つけて復活させようじゃないか、というのが
門学です。


どんどん、
「兵士」のままでは
どうやっても豊かさに幸せをつかみ取れない時代に
なってきていますから。





「不登校はまったく問題じゃない。
『不登校が問題になる社会』のほうが問題なんです」



私もそう思います。

ただ・・・
子供が不登校になったときに、
受け入れてくれる場所がとても少ないのが現状です。

そうなると、
家に引きこもることになったり。



引きこもることが悪いとは
思わないし、
身を守るため、心を回復させるために
必要なことと思いますが、


子育ての目標が
「子供を自立させること」だとすると、


人と人との関わりの中で
子供を成長させる場が学校以外にほとんどない、というのが
子供が不登校になったときに
一番、困ることかと思います。



「不登校だけでなく
『会社』『親の期待』『世間体』などを
『捨ててよかった』と実感した人は多いのではないでしょうか」



はい!
そう実感している一人です、私も。

親の期待に沿った理学博士も、
大学や各種研究機関で働ける
科学者の道も捨てた。

「世間体」なるものも
落ちたと思いますが、


でも、

今の方が充実しているだけでなく、

科学者だったころの私よりも、
今の私に興味を持ってくれる人のほうが
多いんです。




ずっとフリをしてきた
自分でないものを捨てて、
自分であるものを見つけ出せたら、

大きな重要なことだけでなく、
日常レベルの小さなことから
ラクになります。
スムーズに生きられるようになります。



自分であるもの
= 自分の生まれながらの門(もん)、

を知った人の体験談が
また一つ届いていますので、
明日、紹介しますね。

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