●「門」で 己を知り己を使いこなす

自分はどこまで成長したのか?

2017年9月27日

自分なりの
「しあわせ」や「成功」を
つかむにあたって。


キャラクター構築の基盤としている
中国の統計学「門(もん)」
を使い始めた人々は、


「門(資質・キャラクター)が発動している」
ということを
目標またはゴールに設定しています。







門(もん)は大きく5種類ありますが、
今日は
財門(ざいもん)の、
中学生の息子を例にしてみます。



彼は「月財門」
財門のうちでも軍師・戦略家タイプの商人です。



同じ月財門を発動させている大人から、
月財門の子育てについて
いろいろアドバイスしてもらってきましたが、

中でも活躍したのが
「ゲーム」
です。

 

image

 


(写真は3DS.
4年前のお兄ちゃんと弟で、
お兄ちゃんが今は中学生)



財門の子にゲームをやらせることの意味、
その1は、
「ヒット商品の感覚を持たせる」ことです。


基本、
ミリオンヒットつまり
100万人が購入した物は買い与える。

これが一つの目安。

そして、
体感させた後に
なんでヒットしたのかを考えさせる。



それが
究極の商売人としての勉強に
なるんだそう。




財門の子にゲームをやらせることの意味、
その2は、
「ゲームを上手くプレイした感覚をそのまま実社会で実現できる」
です。

戦略家タイプの月財門の子には、
ゲーマーが多いのです。

ゲーマー、つまり、
ゲームが好きなだけじゃなくて
うまいんです。



私が息子と一緒に
本気でプレイしてみたものには

ゼルダの伝説
ファイナルファンタジー
パズドラ

があります。



(子供と一緒に本気で何かをするということは
子供から信頼をかなり得られるのでオススメです)




特に数学的・パズル的センスのいる
「パズドラ」は、

私は適当に
感覚的にプレイしているだけですが、


息子は、
モンスターのHPやら防御力やら
数字でデータを記憶しており、
何をすればどれだけHPが削れるとか
瞬間的に計算しながらやっているみたいなのですよね。

スタミナ回復の時間とか
そんなことも計算して。


「軍師」「戦略家」たる者、
データをフルに使って
あらゆる想定を脳内シミュレーションして
戦略を立てるものなのですね。


現実はもっと複雑。

だからこそ、
ゲームの中でうまく立ちまわり
ゲームの中で勝っていくことを練習しておけば、

現実を相手にしても
太刀打ちできるようになります。




そんな視点から
月財門の力を伸ばしてくれる「ゲーム」。


私にも
学ぶことはいろいろとありました。

私は財門ではないので
違う観点から。



たとえば「レベル上げ」という概念。



レベルが低いうちは、
ほんのちょっと強いモンスターに当たると
すぐやられてしまいます。



だけど、
コツコツとレベルを上げていくうちに
強くなり、

強いモンスターも
余裕で倒せるようになります。




人の成長も
これとまったく同じことが
繰り返されているわけで。




人は成長とともに
人生のステージの
レベルを上げていきます。




現実では、
モンスターを倒すことの代わりに、

「小さな成功体験を積む」
ということが
レベル上げにつながると
思うのですよね。


モンスターを倒せなかったら
ゲームのレベルは上がらないから。




何かをやったとして、
「やり遂げた」とか
「結果を出した」とか、

もしもあきらめるにしても
「やれるだけのことはやった」
「あきらめる根拠を十分にそろえた」
など、

何かその経験を
プラスと思えるように
終わらせることができたら、

レベル上げにつながると思うんです。



レベルが上がれば上がるほど、
自分の門(資質、キャラクター)を
発動させやすくなり、

その結果としてつかめる
「しあわせ」や「成功」は、

自分の理想としていたものに
どんどん近くなるでしょう。




息子の「門(もん)」から割り出せる
息子の理想の姿は
「軍師、戦略家、商人」

これが息子も私も
分かっているから、

たとえ勉強ができたとしても
嬉々として何も考えずに
エリート路線をめざしてしまったら
そのうちうまくいかなくなるよね、

ということが予測できます。



これから高校、大学
または就職と
どのような進路を選ぶにしても、

あくまでも
息子のあるべき姿、もっともうまくいく形態は
「軍師、戦略家、商人」。

ここを外さないように
道筋を考え、

自分の現在地は今どこなのか、

成長具合を確かめながら、
レベル上げしていくのです!

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