「門」を子育てに生かす

コミュニケーションが下手だと、生きていくのに不利なのか?

2017年8月28日

東京でのキャラクター構築ブランディングコンサルと
門鑑定、
今期終了しました!

 


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たくさんの方にお会いできて、
今回も嬉しく思いました。




私は、

キャラクターだったり
「門(もん)」の考え方を知っていただいて、


己に目覚め、己を活かし

人と人との違いを
多階層から理解して
尊重しあえる、

そんな人たちと築く
生産的な人間関係を
大切にしていきたいだけなのです(^^)




今回の門鑑定で
印象に残ったことの1つが、

小学校の先生との面談でした。

 


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学校というところは、
現状では、

得意を伸ばすよりは
苦手を克服させて

いろんな能力を
まんべんなく
ほどほどに身につけさせる、

という場所です。




そのため、
何でもまんべんなくできる人が
「すばらしい人」というように
思われがちなのですが、


社会に出るとじつは
それが一変することに

気づいている人は
多くありません。




社会の中で
人から認められ評価されるには、

ふつうのことを
ふつうにやっているだけでは
難しいのです。

単に
「当たり前」
にすぎないのです。




仕事をしていく上で
人から認められ
評価されるために必要なのは、

「ふつうの人にはできない
突出した成果」

です。




そんな「突出した」成果を出すためには
苦手分野をがんばって
人並みにできるようになったとしても、

人並外れてデキル人がいるから
勝負にならないのです。


そもそも最初から
ある程度自分にもできることを、
さらに伸ばし、
磨きをかけていかないと、

一生たっても
間に合わないんです。




このことに気づいている人は
まだ少ないです。



しかし
気づいた人から
自分の能力の伸ばしどころを
探し始めています。





「まんべんなくできるのがすばらしい」

という価値観が流れている
学校という舞台ですが、


ついつい、

スター性のある子とか
成績の良い子、
運動のできる子、
よく発言する子、

のような
「目立つ子」が
評価されやすくなってしまいます。




今回の面談でお会いした先生は、

学校に来れない子や、

とにかく地味で
なかなかコミュニケーションを取れない子、
友達を作らない子、


そのような子を
認めて伸ばしてあげたいと
思っていらっしゃるのですが、



「どこを評価してあげたらいいのか
わからない」


ということでした。




そこに、
キャラクター構築のベースである
中国伝来の統計学、
「門(もん)」の知恵を活用。



主要5タイプの資質の
どのタイプの人が、

どんなことで、
どんなふうに、
社会の中で能力を活かせるのか、

ここを読み解いていきます。




たとえば
「コミュニケーション能力」
というテーマ。


・多数の人とのコミュニケーション能力を武器として
人と人をつなげることから成果を挙げる人

・多数の人とのコミュニケーションは取りたくないが
厳選した少人数の人との関わりの中で、徹底した成果を挙げる人

・コミュニケーション能力は高くないかもしれないが
専門分野を極めることで
人が驚くような成果を挙げる人




5タイプのうち3タイプは
上記のように表されます。


後の2つは一見、
コミュニケーション的には「地味」です。



子供がコミュニケーション下手だったら、
両親も先生も
心配してしまうかもしれません。


「どうしてもっと話さないの?」

「どうして友達が少ないの?」

「どうして友達の輪の中に入らないの?」


などなど。


これらの心配は
おそらく一生、止まることがありません。
両親や先生が
考え方を変えないことには。




でも、
コミュニケーション能力が
高くなくても大丈夫なのだ、

むしろ
コミュニケーションを少人数に制限するからこそ
できることがある、

ということが、
「門(もん)」のデータからは
見えてきます。




そんなわけで、

この先生が気になっている
何人かの生徒さんの
特徴を挙げてもらい、

褒めどころ、
伸ばしどころ、
評価どころを
一緒に考えました。



その褒めどころが
大人になってからどう生きてくるのか?

「門(もん)」の考え方なしには
なかなか
気がつかないポイントでした。



たとえば
「集中力がある」
という、
一見ありふれたワード。


集中力があるということが
なぜ利点となるのか?

その集中力を
どこにどう使えばよいのか?


集中力には
「没頭」「ブレない」
という2つの異なるニュアンスがあったりもします。



・集中力が「ある」タイプの人たちの
総合的なメリット・デメリット

・集中力が「あまりない」タイプの人たちの
総合的なメリット・デメリット


2つを対比させてみることで、
良さと使い道が
浮き上がってきます。




「明日から子供たちを見るのが
楽しみになる」



とおっしゃってくださった、
先生。



その先生自身も
自分がどちらかというと地味なほうだったから、

あまり目立たないタイプの子供たちを
勇気づけて
伸ばしてあげたいと思って
先生になられたそうです。



そして
私も、
地味な子でした(^^)



今も地味だと思ってます(^^)


でも、
それが逆に武器になることも
わかっているし、

目立つタイプの人にはとうていできないこと、のうち
私にできる数々のことも
わかっています。


だから
自信を持って
生きられます!



小学生のうちから
そんな視点で
育ててもらうことができたら、

ほんとうに
幸せなことですね!



「門(もん)」の面談のご案内は
こちらから。
http://meguminomori.org/mon/monkantei.html(link)

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