門を使った子育て

子育てに「門」を取り入れ、迷わない子育てをする

最初の子供が生まれたとき、
この子にどういう将来像を描いて育てたらいいのか?
この子にどんな力を身につけさせたらいいのか?
迷わない親はいないと思います。

次の子供が生まれたら生まれたで、多くの場合、
上の子との性格・性質の違いに戸惑うことになります。
同じ親から、どうしてこうも違う子供が生まれるものかと。

最初の子供には特に、一般的な子供の理想像を描いて多くのことを期待し、手当たり次第にいろんなことをさせてみたりもします。

早いうちから、親の与えた環境と、その子の特性が一致すればラッキーです。
その子はすくすく伸びていくでしょう!

しかし、その子に与えた環境と、その子の資質が合わなかった場合、
その子も、親も、成果が出なくて苦しむことになります。
そこにたくさんのお金や、気力、苦しい時間を無駄に消費してしまいます。
  

門学のめざす「理想的な子育て」

「門」の理念では、人間としての理想のあり方を、
「天賦の資質を活かして自立して、幸せに生きていく」ことに置いています。

これに対して、学校教育や会社組織は、
誰とでも代わりのきく、何でもほどほどにできる人を養成するシステムと言えます。

「門」を使う親は、
子供が子供の持つ能力を知り、それを育てて伸ばし、
適職をつかみ取り、自立して、喜びと達成感を日々味わえるような仕事をして生きていくことを目差すことになります。
子供が充実して仕事している姿を、子供とともに描き、そこに向けて歩んでいく、長期計画の実行です。


 

子供の才能を潰さない・比較しない子育て

子供の持つ能力がはっきりすると、それをつぶす行為や言動を避けることができます。
(多くの親が知らず知らずのうちにそれをやってしまっています)
どういうことをするとその子がイヤな思いをするのか、やる気をなくすのか、門学によって理解できるようになります。ある子には平気なことが、別の子には致命傷であることがあります。

子供の門に合った習い事、勉強の仕方がありますし、人間関係の築き方も違ってきます。
違う門の子供をお手本にしてはいけない、ということがわかります。

子供が一生をかけて続けられるような、子供のエネルギーが自然に湧いてくる仕事を選ぶ基準がわかります。
これによって、時間やお金や、気力を使い果たすといった無駄が無くなります。

また、兄弟の違いを認められるようになり、兄弟を比べてしまって怒ったり悲しんだりしなくてよいのも良いところです。

たとえ今、子供が壁にぶつかっていたとしても、
子供の門を知っていれば、
いつかはその門らしいストーリーを歩むだろうということが信頼できます。
そのストーリーの通りに、壁を突破する日を楽しみに、安心して見守っていられます。

親がそのように落ち着くことはとても大事です。
親が落ち着くと、子供が生き生きし始めます。
親が取り乱しているかぎり、決して子供は良い状態にはなりません。

落ち着いていて、視野の広い親に育てられた子供は、
やがて自然に、自分に適した職を見つけ、大きな成果を出していくようになるでしょう。

自分に自信を持つ人間に成長し、きちんと自立して、
恋愛や結婚も望むのならスムーズに進めて、幸せに人生を楽しんでいけるようになるでしょう。

門学実践例


2015年からの実践例です。
学歴がすべてとは思いませんが次の2つの例では両親共に大学を出ているため、大学進学を通過点に入れることを前提とした子育てプランにしています。

 <例1>
 父:特級月財門 母:陽官門
 長女:月官門 長男:月財門 次男:月修門
 (アビリティは省略)

 長女の門の構成からすると、受験期は勉強ばかりさせすぎると弱ってしまい、それがひどいと再起に何年もかかり、
 進学や就職のエネルギーが出なくなってしまうから注意。(2019年:国公立大になんとか入学しました)
 習い事◯◯で月官門の力を強化。
 この子は一見特に突出したものを持っていなくても、いつか自分にとって◯◯あることを見つけたら豹変し、結果を出しながら幸せに生きるようになる。(2023年:好きなことと月官門の力を活かして就職。幸せに働いている)

 長男は頭脳派。
 この感覚を伸ばすために◯◯や◯◯◯に打ち込ませる。
 すると将来、そのまま社会の中で評価が高まることになる。(2021年:東大入学)
 この子が人間関係に災いをもたらすポイントが出てきたときには注意する。
 ◯◯的なポジションを守るように気をつけさせる。(2025年:月財門的な業界へ就職)

 次男は興味の向くままに◯◯を追い求めさせ、
 時間を存分に使ってそれに集中できるようにする。ためらいなくそうさせてよい。
 習い事は、やらせてみて本人が興味を持つ楽しめさえすれば何でもよい。

 <例2>
 父:陽創門 母:陽創門
 長女:陽立門 次女:月修門

 長女はすべての門のアビリティをそこそこ持っているのでひととおりのことはできてしまう。
 陽立門を育てるには◯◯◯を身につけさせるのも手である。
 しかし立門として発動するまでには時間がかかるので◯◯資質を伸ばしておくと安心。
 親はこの子の◯◯◯を尊重したほうがよく、そこをあまりに軽視するとマジギレの喧嘩になる。
 この子の陽立門としての武器を認識させ、人から信頼されるように育てる。(2020年:有名私大に入学、2024年:自分のライフスタイルを重視して選んだ職場に就職)

 次女は月修門であるが、この子も他の多くの門をアビリティに持っている。
 長女よりはこの子のほうが全般的に物事を「きちんと」やる子であり、大人ウケはよいかもしれない。
 学校教育にもしっかり適応できる子なので子供時代に心配することはあまりないだろう。
 何でもそこそこできると思われるが、月修門の◯◯を生かすような仕事を狙っていくと、本人の満足度はずっと高くなる。(2023年:私大の特殊技術に関する学科に入学)


 (この内容の一部については
  どの家族や子供にもそのまま応用できることではないので伏せ字にしています。
  伏せ字の中身についてはメール講座の中で公開しています。
  門鑑定ではこのように、ご家族の状況に応じたアドバイスをします)

      

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2020年2月26日

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