「ほめて育てる」ということ、
昭和の時代にくらべたら
ずいぶん増えました。
振り返ってみると私は
けなされたことのほうが多かった気がしますが、汗
みなさんどうでしたか? (^^)
けなされて育つことで
一番、よくないなぁと感じるのは、
「自信が持てないこと」。
何をやってもダメなんじゃないか、
という気すらしてきます。
1つくらいは
何か褒められることもあるかもしれません。
小さい頃に私が褒められたのは
ピアノ、とか。
それで
私はピアノで生きていけばいいのかな?
みたいなことを
子供心に思ったと思うんですよ。
しかし・・・
音楽大学に行きたい!
と親に言ってみたら
「うちにはお金がないから」
ということで。
そこをムリに主張を貫いて、
「それでも絶対音大に入る!!」
と言い続ける、
こともできたかもしれません。
今思えば。
でも、
親は私に音楽で生きろと言ってるわけじゃないんだ。
ということを知り、
そんなもんだったのか
という気になりました。
それに
中学生になると
本当に音楽の道に進みたい人がいたりして、
その人と自分をくらべてみると
やっぱり熱意がちがうなーということで、
ピアノに関しては
そのへんで自分からキレイにあきらめました。
だとしたら私、
何して生きていけばいいのさ?
コミュ力高くない(そこもけなされていた)
自分で自覚できるほど抜群の結果を出せるような
才能は何もない。
高校〜大学〜その次、と
消去法に近い無難な道を歩いてきましたが
それは
どこにもはっきりした自信がなかったから、でした。
いつかのブログにも書いたと思いますが
大学院生の頃に
「太田さんは集中力がありますね」
と言ってくださった教授がいまして、
それは、
あるプログラムについて
その教授にヒントをいただいて、
そこから猛スピードでプログラムを完成させた、
ということについて
教授が評価してくださったことなんです。
「集中力がある」
それはのちに
門学によって
短時間集中力のことだと判明して
より使える武器にすることができたんですが、
ふつうは時間がかかる仕事を
すごく集中して速く仕上げる、ということが
自分の得意技になるんだ!!
ということに気がつけたのでした。
自分は当たり前のようにやっていることが、
人に喜ばれたり
インパクトを残す仕事になる、ということ。
何がそういう武器になるのか
自覚できたら、
ひとまず自分の存在価値を感じられるような
自信になりませんか?
ということで、
「ほめて育てる」ことのポイントは、
気分良くさせることや
承認欲求を満たすことだけにあらず。
自分に自信を持って
生きられるようになるためです!
だから、
子供たちにも、
いいところは客観的に
伝えるようにしています。
先生や、
ほかの大人の人たちがほめてくれたことも
伝えてようにしています。
長女が小学校1年生のとき、
個人面談で
担任の先生が、
「太田さんがお花係になったら
枯れてた鉢植えが生き返ったんですよ〜!
最近、お花係が違う子に交代したら
また枯れてきてますけど」
なんて
教えてくださいました。
こういう、
何か輝いた行動をちゃんと指摘して
「上手だね」とか「すごいね」って
伝えるのって、
どこかで役に立つ自信になる、と
思うのですよね。
その後も同じことでも
「この子すごい」と思うときがあれば、
ちゃんとその都度、褒める。
その子に自信として刻んでいく。
ピアノができる、できない、
スポーツができる、できない、
勉強ができる、できない、
ということだけじゃなくて、
「毎日きちんと練習するの偉いね」
かもしれないし、
「楽しそうに練習するの、いいネ」
かもしれないし、
「人に教えてあげるの、上手だね」
かもしれないです。
親や先生が誘導してそうさせたのじゃなくて
自分から自然に
そんなふうにしているのなら。
それはとてもポイント高いことですキラキラ
ポイント高くても、
子供とか、
初心者とか、
経験が浅いうちは自分で判断できません。
そこを年長者や経験者に
客観的に判断して評価してもらえたら、
「これでいいんだ!」
という自信になります。
そして、
褒めるとき、
「キミのこういう良いところを大事にしたら
きっとうまくいくよ!」
という言い方をすると、
慢心とかせずに
よいところを本人が自分で
未来につなげていくようになります。
正しい方向性の自信が育つと、
役に立つ人間となり
豊かさを得ていくことができます。
もし
子供のどこがいいのかわからない・・・
いいのかもしれないけど
評価基準がわからなくてはっきりしない・・・
ということがあったり、
ほめられずに育ち
自信が持てないまま成長してしまったんですけど、
私のどこに「いいところ」があるのかしら??
という場合は、
門鑑定を活用してくださいね!
鑑定結果を生い立ちと照らし合わせ、
検証し、
受け入れ、
磨いていくことで、
「自分ならではの能力」に目覚めることができます。