何かができなくて、
格闘したり苦しんだりすること、
ありませんか?
短期間のことなら
少しの辛抱ですが、
もしそれが何年も続くなら、
それは劣等感や自己否定に
つながってしまいます。
だから見分ける必要があります。
その、なかなかできないことは、
本当に必要なことなのか?
私の場合、
たとえば「前職」の
科学研究職。
ノーベル賞を狙えるくらいの
ことをしたかったのですが、
脳ミソのネジが
どうしても1つ足りない・・・
それがあればもっとできるのに・・・
という感覚がずっとあって、
それで疲弊して
やめました。
今の仕事のほうが
ずっと気に入っています!
たとえば「英会話」
35歳くらいまで
けっこうチマチマ努力してたのですが
使う機会がないので
理想ほど話せるようにはならず、
努力はやめました。
よく考えてみれば
日本語でもそれほどおしゃべりではないのに
まして英語でぺちゃくちゃ話そうなんて
気分になるわけがないのですねー。
たとえば「音楽」
子供の頃は
ピアノ伴奏といえば私というくらい
ピアノを習い続けていて、
吹奏楽も
小・中・高の9年間
続けていました。
小2くらいの頃の作文には
「ピアニストになって世界を回る」
と書いていましたが、
母の
「うちには音大に行かせるお金はないからダメ」
の一言で終了。
(高2までは続けました)
でも、
本当は「世界を回る」がやりたかったのであって
ピアノは心から愛するほどには
好きではなかったので
これでいいんです。
むしろ音大に行っていたら大変なことでした!
音楽よりも
武道のほうが
よっぽど好きです(^^)
後に、
「門(もん)」を知ってから、
これらの取捨選択は
私にとって
間違っていなかったことが分かりました。
・1つのことを深く掘り下げる門(もん)はナシ
・たくさんの人と楽しくおしゃべりできる門(もん)も低い
・個人プレーの合う門(もん)が高い
・武道によって力が高まる門(もん)がメインである
などのように
私の門の構成ができていたからです。
長い期間、
「できない」
「できなかった」
という認識でいると、
自己評価がどうしても下がってしまいます。
それを、
「いらない」
「不要だった」
という認識にしたら、
自己評価が下がることはありません!
今、
格闘してるしていないに関わらず、
「できない」
と劣等感を抱いているものがあれば、
発想を変えて
「いらない」
に
してみてはいかがでしょうか?
手持ちのカード
(持ち時間)
は限られています
いらないカードは捨てる。
image
門(もん)の裏付けがあると
できないものはできない、
ということが分かるから、
誰かに「できない理由を探すな!」とか言われても
そうではない、と断言することができます。
そして
本当にできないこと、は、
自分の得意なことを
弱めてしまうことも
あるのです。
「できない」ではなく
「いらない」と思う。
こうすると
ものすごく身軽になりますし、
できることは
もっとできるようになります!
やりたいことは
できる内容から攻めていったほうが
うまくいきますよ(^^)