●「門」で 己を知り己を使いこなす

自分の輝きを知っていますか?

2018年1月8日

私自身、劣等感とコンプレックスの塊でした。

子供の頃、

思春期の頃。

「すくすくと育った」という自覚なんかなく、

「可愛がられて育ちました」

「たくさん愛情を受けて育ちました」

ためらいもなく言える人がいるということに
驚愕するほどでした。

誰かに頼りたくても
思うような助けは得られないものです。

心は孤立するばかり。

結局、
自分で自分を何とかするしかない!!

大学時代の少林寺拳法部で出会った教え、

「己こそ己の寄るべ」

まさにそうだよなぁと痛感し、

どんなに今、何も持ってなくても、
どんなに今がダメダメでも、

自分で決める、
自分でやる、
自分しか自分の道は切り拓けない!

と心を決めてから、
苦闘すること数年・・・

不思議なことに
ようやく、

今まで敵とすら思っていた人が
味方になり、

私には一生できないと思っていた夢の1つが
叶ったり、

少しずつ
自信をつけていくプロセスが
始まりました。

この日本は
飢えるほど貧しい人は少ないし、
戦争が絶え間なく続いているわけでもないし、
身分制度の壁に無条件にはじかれることも
ありません。

地球上から、
また
これまでの歴史上から見て
かなりめぐまれた時代だと言えます。

もちろん、
日本の現状にも
いろいろ問題点を言い出せばキリがないのですが、

それでもやはり
相対的にはとてもめぐまれている。

 

そんな時空間に生まれてきた私たち。

これまで、
愛されて育った感がなく、
劣等感や
無力感しかなく、
暗い日々を送っているとしても。

 

「自分では1ミリも動く気はないけれど
誰かに何とかしてほしい」

ではなく、

せめて10歩くらい
踏み出す力があるのなら、

(自分の家の敷地から
外に出るくらいが10歩かなと)

その力を
わらしべ長者のわらしべのようにして、
いつかは光を感じられる日々を
手にすることができるはずです。



人が不幸だと感じるのは、
自分の輝きを感じられないから。

自分の輝く姿が
想像できないから。

輝く姿というのは
万人にとって一様ではありません。

たとえば私が
この文章を書いている現時点からさかのぼって
一番直近の「輝き」を感じた瞬間は、
空手の初稽古をしているときです。

たいして実力があるわけではなく
ただの趣味であり、
心身の活性化と
己の門(もん)の力を底上げする目的の活動ですが、

精神的にピッタリ合うため
私は自分の中の輝きを感じられます。

まわりがどう思っていようと。

 


人生の輝き、と言う点では、
末っ子がうちの犬と一緒にいる姿を見ると
「ああ、どっちもかわいい・・・」

と、
ものすごい幸せを感じます。



これらの瞬間には、
劣等感も
無力感も
不安も
恐れも
まったくなくて、

ただ、震えるような喜びがあります。

 

そして、さらに嬉しいのは、

私と同じように
マイナスの(と自分で感じていた)境遇から
這い上がりたいと思っている方々が、

自分の輝きをどこかに見出すことができるようになる
お手伝いが成功したときです!!

それは時として
何年もかかる道のりだったりします。

十年以上かかることもある、
根気のいる道のりです。

少なくとも少し前まではそうでした。

今は時代も人も進化して、
逆転までの道のりが短縮されている気がします。



今までの人生がパッとしなかった人にこそ
門学も
ブロック解除なども
活用していただきたく思います。

実績はたくさんあります。

これらの仕事を始めて、
私なんかよりもずっと過酷な人生を送ってきている人に
何人も何十人も会いました。

そのように暗闇を知っている人が
自信を取り戻し、自分の輝きを見つけ出したら、
とても信頼される人間になれます。

間違いないです。

それだけできっと
幸せがいつも傍らにある人生になるでしょう。

自分の輝きがどこにあるかを
知っている人を増やしたい、

それが私のずっと思ってきたことです。

その人たちがさらに、
家族、子供、友人、職場の人など
周囲の人たちに己の輝きを思い出させていく
連鎖ができるから。

 

私が2018年の始めにビジョンとして改めて掲げたことは、
その思いの再確認でした。

そうして今年も多くの人と
語らっていきたいと思います!

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