何か習い事や
新しいことを始める時に、
それをずっと続けられるのか
いつまで続けられるのか
について、
いくらかは考えると思います。
継続は力なり、という言葉のとおり
確かに「継続」は
ものすごい力を生みます。
しかし、それは、
継続する価値を
本人が感じていたならばのこと。
もしも、
イヤイヤやっていたり、
疑問だらけ、迷いだらけでやっていたら、
継続は力、ではなく
継続は消耗、になるおそれもあります。
継続することに迷いを感じにくいのは
「官門」と「修門」の人です。
「官門」は、
集中力やブレなさ、一貫性がウリの門。
「修門」は
一つのことを一日中、毎日、何十年と
どっぷりその世界に浸って
追求し続けられるのが強みの門。
しかし、
「官門」の人は、
意味や意義を感じることでなければ
やりたくない。
「修門」の人は
自分が心から興味を持ち
取り付かれるくらいのことでないと
そこまで深めることはできない。
つまり
継続に価するものとの出会うことが
大きなカギになります。
「修門」の人は
1度それに出会ったら一生続けるでしょうけど、
「官門」の人は
意味と意義をその時々で感じるものを
乗り換えていくこともあり得ます。
それに対して
いろんなことをやりたい筆頭は
「創門」になるでしょう。
興味、好奇心旺盛、
新しいものへのアンテナがピカイチ、
楽しさと快適さを求める門。
外食で言えば
いつも1つのお店に決めたりせずに
いろんなお店の
いろんな味を試したいタイプ。
飽きっぽいのと紙一重の好奇心を
肯定してよい門ですが、
仕事など、成果を上げなければいけないときには
集中が必要です。
信用を得るために。
「立門」は
やりたいことをやりたいという意味で、
いろんなことに手を出すかもしれません。
でも、
成果が出せて自尊心が充たせるものに出会ったら、
それは継続することになるでしょう。
1つのことでなく複数を手がけるかもしれませんが、
まったく別々のことをやっているように思えても、
その志には一貫性があります。
そんなふうなので、
自分の興味があれこれ移って
なかなか継続できないとしても、
「何か」に出会えるまでは
いろいろやってみたらいいです。
そのうち、
「なぜか続く」ようなものが出てきます。
子供の習い事が続かなくても、
「飽きっぽい」
「ガマンが足りない」
と決めつけずに、
よりよい機会に出会うための
道のりだと考えるとよいのではないでしょうか。
本人が納得しないと、
親の考えだけでは
どうしようもないです。
現代は選択肢が
とても多い時代です。
そんな中で、
早い段階から
自分にとっての価値を認めて
継続できるもの、に
出会える人のほうが、
ラッキーすぎるくらいだと思います。
しかし、
「継続する価値を感じるもの」に
出会った人は強いし、
出会っていない人はいつまでも迷います。
自分の「門」の特性を手掛かりに、
「継続する価値を感じるもの」を
見つけていってくださいね。
自分の「門」を知る方法(link)