「門」を子育てに生かす

子供の成績が上がる方法

2019年1月17日

何年、もしかしたら10年以上前に聞いたことを
ふと思い出しました。


子供の成績が上がる方法。


新聞記事だったかもしれないし、
何かの本で読んだのかもしれないけど
思い出せません^^;




その話は、

お母さんは子供のころ勉強したかったけど
家の事情か何かのせいであまりできなかった。

それで、自分の子供が小学校に上がってから、
自分も一緒に勉強しようと思って
子供がその日学校で習ったことを
子供に教えてもらうことにしたそうです。


お母さんが一生懸命に聞くから
子供もお母さんにちゃんと教えてあげなくちゃと思うようになって、

学校で一生懸命に
授業を聞くようになったそうです。



そして家でお母さんに教えるから
復習にもなるし、

人に教えるって、
一番理解が深まることだから
メキメキ伸びて。



その習慣は中学までも続き、
その子はとても勉強ができる子になったのだとか。

たとえば東大に入った・・とか
そういう結末があったかもしれませんが
そこは忘れました。。。




とにかく
それを聞いたときの私は
「よし!やってみよう!」
と思ったのですが、(笑)

やってみれば私は
子供と一緒に毎日勉強するなんて
ムズムズしてやっておれず・・・。(修門ナシ)




なので
本当に本当に
子供がよくできて私にはできないこと、
を探して、

本気で「すごいねー!」と賞賛することにしました。


長女が上手なのは、絵・イラスト。(創門もある官門)
長男は、計算・数学全般。あとゲーム。(財門)
次男は、生き物についての図鑑的な知識。(修門)




子供たちに教えてもらおうとも思ったのですが、

イラスト → 私にはまるでセンスなし
ゲーム → 特にスピードを要求されるアクションものがまったくついていけない
図鑑的な知識 → そもそも虫とか魚とか興味が持てない

という、
私はダメダメな生徒でして、
子供たちが勝手に伸びてくことになったのでした。(笑)




成績につながったか?というと、

長女:中学より高校に入ってからのほうがなぜか点が取れる
長男:つながってる
次男:今のところはよし(中学生以上にならないとわからないですね)

そんな感じですが、

何より、
優しい子供たちで、
信頼し合える関係でいられるのが
心強いです。




今日は「子供の成績が上がる方法」
なんていう題で書き始めたため

こんな展開になりましたが、

そもそも
成績がよくなって
いい学校に入ったとして

それで幸せにバリバリやっていく人もいれば、

結局、進路が自分に合っていなくて挫折する人も
たくさんいたので、
(最悪、自ら命を絶ったりも)

勉強は好きじゃなかったら
ほどほどでいいよ〜

と思っているし、
子供にもそんな感じで言っております。



それよりも
何か自分のやりたい仕事を見つけて
自立してね!



そう伝えてます。

いつまでも
面倒見てられませんもの^^;

自然界の生き物は、
成長したら自立するものなのだ! 




勉強そのものも
大事と言えば大事ですが、

進路選択と
物事への取り組み方、
社会の中での立ち回り方を
工夫することのほうが、

将来の実りを左右すると
私は考えています。



頭はそういうところにこそ
使うものだと。



それがうちでは
門学を重視している理由です!

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