「門」を子育てに生かす

子育ては小さな承認の積み重ね

2018年7月15日

少し前に
家族3人の門鑑定をされたYさん。


Yさんとお子さんの
生まれながらの門(もん)は
相反する関係にあるため、

問題が出てくるとすればこういう時、こういうところ、
というのをメールさせていただきました。



そしてYさんから
返信いただきました。




「なるほど! 些細なことでも楽しく肯定してあげるといいんですね。

 このメールをもらった直後、
 子供がペンで自分の爪を塗って『きれいでしょー』と見せてきました。

 いつもだったら、
 明日も保育園なのにー‼︎と怒ってしまうとこでしたが、
 キレイねーと言ったら満足したようで、
 普通に自分でお風呂で洗っていました。

 こんな感じで怒らず済んだので、
 お互いストレスフリーでした。

 ちょっとしたことでしたが、
 自分の中で納得がいって楽しかったです」




これは、
何気ない日常の一コマなのですが、
とても大事なことです。



お子さんは「きれいでしょー」とお母さんに見せて、
一緒にその「綺麗さ」を楽しみたいんです。

それがお子さんの門(もん)の特性であり、

そうすることで
エネルギーが上がります。




だけどお母さんの門(もん)にとっては、
実のところ
爪が綺麗かどうかは
あまり重要ではありません・・・




だから、
「きれいでしょー」という言葉に対して、

「何言ってんのよ」という反応をしかねないのは
仕方のないことではあります。

これは
子育てでこうしなければいけないとか
そういうのを抜きにして、

お子さんとお母さん、
それぞれの門(もん)の特性の
自然な反応です。




ですが!

お子さんの門(もん)にとっては
「きれい」と感じること、
それによって心がキラキラすることが
大きな意味を持ち、

それを否定されることは
エネルギー低下につながること。

つまり
意志や、やる気や、素直な心みたいなのを
少しずつ失っていくことなんです。




だから、
できればお母さんがそれを理解して、

「キレイだねー!」と
言ってあげたら
最高の栄養になります!

 


image

 


この日、
お母さんは、

お子さんにとって一番嬉しいやり方で
「承認」「受容」したってことです。




たったの一言。

ささいなことなんですが、

これが積もり積もると
いずれはお子さんの才能開花にとって
スゴイことになります!

逆のことが積み重なると、
長い年月ののち、
下手するとメンタルが著しく弱くなったり
鬱になったりするかもしれません。。




これは、
子供の門(もん)によって
どんな対応が大切か
変わってくるものでして、



40年くらい前の
私の子供時代にタイムスリップして、

私が母に「きれいでしょー」と何かを見せて、
母が「明日は幼稚園だからそんなことより早く寝なさい!」
と言ったとして、

私の門(もん)では
ちょっとムッとするものの、

確かにそうだ、早く寝よう、
なんて思って
さっさと寝ていたことでしょう。




つまり
「きれいだねー」と共感してくれなくても
致命的な打撃は受けません。


致命的打撃は
もう少し別のシチュエーションで食らいます^^;




子供にとって
どんな対応が大事なのか。

それはどの子にも共通なのでは
ないということです。




あの子によいことは
この子にはよくなかったり、

あの子にはマズイことが
この子にはよかったりします。




そして・・・




安曇野官門会でも話題になりましたが、

「よく知っているはずの子供でも
 生まれながらの門は予想がつかない」

ことが多いんです!



ご自身の鑑定から1年以上経って、
つまり
門学のことがだいぶわかってきてから
お子さんの鑑定を追加された方の多くが、

「予想外だった」

とおっしゃっています。



予想外だけど
確かに納得だ、と。



そしてその日から
お子さんへの対応がちょっと変わります。

このちょっとが、
積み重なると大きなことになるんです(*^^*)




子育ては
育てる親の側の無意識の希望が入るからこそ

案外、
子供の本当の姿は
よく見ているようで
見えていないのかもしれませんね。

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