「門」で人間関係を向上させる

【安曇野官門会レポート】自分が嫌なことは、相手は嫌じゃないのかもしれない

2018年7月14日

昨日の安曇野官門会レポートの続きです。

 

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人と人とはそれぞれ違う、

みんな同じではない、

ということは
みんな頭では分かっていることでしょう。




でも

どう違うのか?
どのくらい違うのか?



自分とあの人はどう違って
どのくらい違うのか?



そこまで分かっている人は
そんなに多くありません。





官門会で出た言葉の中で
印象的だったのは、


「自分がイヤなことは人にするな、と言うが
 自分がイヤなことは相手もイヤとは限らない。

 むしろ
 自分はイヤだけど、
 相手はそうしてほしいこともある」


ということでした。




いくつかの
行き違いケースを思い出しました。



落ち込んでいたときに
上司がおそらく元気づけようとしてくれて
グループでの飲み会に誘われたが、

自分はみんなでワイワイするのが好きではないので
よけい負担になって疲れてしまった、

とか



兄弟で自営業をしていて、
高く目標を掲げよう!と

兄は「売り上げ目標〇〇万縁!!」
と宣言してみたが、

弟はせっかく盛り上がっていたテンションが
スーッと下がってしまった・・・

とか、




上の人が、
柔軟に物事を運ぼうとしてなのか
方針をよく見直したり変更するのだが、

下についている人はそのたびに
すでに確立した手順を変えなくてはいけないのが
ストレスでたまらない、とか。




細かいことも入れれば
もっと多くのケースがあります。




自分とは違って、

これこれ
こういう感じ方をする人がいる、
こういう考え方をする人がいる、

という具体的なパターンが
わかっていると、

そのような行き違いも少なくなりますし、



何より

「なんでそうなるの???」

と人に対して思うことが
かなり減ってきます。



「なんで?」

と思っているうちはストレスです。



だけど

「ああ、この人はきっと
 私とは違って〇〇門らしい性質を出しているから
 こう考えるのだ」

と、

どう違うか
どのくらい違うか

が理解できれば
ストレスはだいぶ減り、
楽になるのです。





ご主人の両親とずっと同居しながら
家庭を築いておられるSさんは、

お姑さんやお舅さんの行動が
理解できるようになってきたし、

それに対する自分の感情的反応も
肯定できるようになったそうで、



さらに
家族でうまくやっていくために
ご主人と話し合うときに、

門学の考え方を紹介しながら
こうしたらうまくやっていけるんじゃないかな?
と提案していったら、

初めは門学に対して
いぶかしげだったご主人も、
なるほどそういう使い方ができるんだね、と
理解されるようになったそうです。




官門会に同席していた他の3人は
家庭を持っているものの
両親と同居はしていなかったので、

それはスゴイこと!!


感銘を受けたのでした。





人と人との違いについて、

気持ちだけで
ムリヤリ納得させようとすると、



相手に負けたような気持ちになったり、

本心から腑に落ちていないため
うまく行動に表せなかったりするけれど、



門学によって

どう違うか
どのくらい違うか

を理解して
腑に落とすことができたら、

ちゃんと行動に移せるようになった、

という、

みなさんのご感想でした。





私も、
門学を知る前は、

身近な人
つまり家族とかほど

どうしてこの子はこうなの???

などと
疑問に思い、引っかかることがありましたが、



「どうして」
が分かってくると、

相手をありのままに
認めることができるようになってきました。




人を認められる、ということは

自分を認められる、ということです(^^)




門鑑定から年月が経つほど
そういう視点が
みなさん育ってきています。




鑑定結果を知って
「ふーん」
だけで終わることのない門学。



ときに
「難しそう」と思われますが

全部を網羅して学ぼうとは思わず、
1つでも分かったことがあったら
日常の行動に落としていけばいいのです。


逆に、
頭でっかちになって
行動に落とせなかったら、

あまり意味がないと思います・・・。



あり方(違い)を知る → 行動(実践)する → 理想的な現実が生まれる



こういう順番です。

この手順によって
奇跡的な展開が生まれます。





もし
なかなか詳細が分からなくても、

分かったことから1つずつ
行動に表してみてくださいね。

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