「門」を子育てに生かす

「やればできる」の代わりの言葉

2017年11月21日

「やればできる」

それは、
人を励ます言葉として使われたり、
自分を奮い立たせる言葉として使われます。



しかし
この言葉を使うときの多くは、

・新しいことに挑戦する
・苦手なことに挑戦する

という状況・・・。



「やればできる」

という、
短期決戦的なものにはなりません。



むしろ時間がかかるもの。

新しいことに慣れていくにも、
苦手なことを克服するにも。




すると、
「やればできる」
ではなくて、

「やり続ければできる」

ということになります。



0から始めても、
やり続けた人は
何かを成しています。

始めはうまくいかなかったり、
素手で岩を押すようなものであっても、

数ヶ月、
あるいは数年と続けているうちに、
道ができてきます。



やはり
継続は力なのですね。



だから、
親が子供に言ったりしている
「やればできるのよ!」
は、

「やり続ければいつかはできるのよ!」

に変えたほうがいいのでは。



そして、さらに!

「門(もん)」の示すデータからは、




「やり続ければできる」
とは言え、

それが
世の中でより「評価される」ものになるかどうかは、
そもそも本人の持っている資質に
かかってきます。



私だって
毎日12kmくらい走り続ければ
フルマラソンを完走できるかもしれません。
(そんな数字を聞いたことがあるので^^)

でも、
フルマラソンを2時間台で走るとか、
そんなのはとうてい無理でしょう。

そんな身体はおそらく
持っていません。



それが趣味ならば、いい。

ゆっくり完走できればいいのです。



ですが、
仕事なら?



たとえばプロとしてお金をもらって
やるのなら、

「ゆっくり完走」ではダメです。



お金を出した人が
そのお金に見合う何かを得るために、

より速い人を選ぶのは当たり前です。



どんな仕事でも
スポーツほど厳しくないにしても
同じことが起きます。



だから、
「やり続ければできる」
だけでは
仕事になりません。



「人よりも明らかに
それを上手にできる可能性がある」

というものに
取り組む必要があります。



「門(もん)」の鑑定結果からは
どんな分野や
どんな能力を使うことが
その人が圧倒的な成果を出せるものなのか
割り出せるので、




子供に対して親は

「やり続ければできるのよ!」

と言うだけににとどまらず、


「こういうことをやれば
社会で評価される結果を出せるよ!」

と、アドバイスすることができます。

 


image

 


もしも、
やり続けてできるようになった
そのことが、

実はあまり
資質を持っていなかったとしたら、

よくできる人の10倍の時間を必要としたり、

よくできる人が到達できる境地に
決してたどり着けなかったり、

ということが起きてきます。



そのことに気がついたときのショックや、
劣等感、
精神疲労、
絶望は、

人生に大きなダメージを与えます・・・・



子供に何かが
できるようになってほしい、

そのことで
社会から評価をきちんと受けて
生きていけるようになってほしい、

という思いがあるとしたら、
それが空振らないように、


・誰から教えられなくても最初からできる
・それを磨けばすごい結果が出せる

そのような資質が子供のどこにあるのか
把握して伝えてあげられるとしたら、


それは子供への
大きなプレゼントになると
私は思います。



同時に、

この方向に進めば
うちの子は間違いない、

という
確信と希望を持てるようにもなるのです。

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