「天職さえ見つかれば」
それをやるのに!
そういう声を
何百回と聞いたでしょうか・・・
image
ラッキーなのは
「親に勧められたものに
ピタッとはまってしまった」
「小さい頃に
『やりたい!』と言ったものを
親がやらせてくれて、
さらにドハマリしてしまった」
というケースかと思いますが、
それは、
野球を始めた人が
プロ野球選手になる確率くらい
低いことかもしれません。
多くの人が、
もっと遅い段階で
天職を見つけたか、
まだ
出会っていないというのが
現状だと思います。
天職に出会うには
自分の能力の傾向や
どういうときに「うまくいく」と感じるのかを
把握しておくのが大事で、
それは「門(もん)」を通して
伝えていることですが、
それより何より、
「自分に制約をかけていない」
ということが重要になってきます。
資金がないから・・・
親が反対しているから・・・
人脈がないから・・・
時間がないから・・・
もう年だから・・・
資金がないなら
資金ができるのを待ったり
何とか調達すればいいし、
親の反対は
最終的に押し切るしかないし、
人脈は
そんなにたくさんなくても
小さく太く持っているだけでも何とかなるし、
時間は作ればいいし、
年をとってきたなら
若い心を取り戻せばいい。
そんな簡単に言うな!
と思われそうですが、
事実、
大人になってから天職に出会って
転向した人は皆、
それらをクリアしてきたはずです。
それは大きな山だと言えますが、
「この仕事をするためなら
こんな山くらい越えてみせる」
そう思えるものこそが
天職です。
もしも
「えー、そんなことまで
しなくちゃいけないの?」
という思いのほうが先行するなら、
天職ではありえないし、
頑張って根性出してやってみたとしても
きっと続きません。
自分の制約をはずす。
誰かの価値観や考えを
すべて脇にどける。
「自分の」思いに敏感になる。
そうして自分の
「天職センサー」を
高めていくのです☆
ただ
天職なるものが
「野球選手」とか
「コピーライター」とか
「パティシエ」
みたいに
単純に一言で表せるものでは
ないかもしれません。
また、
パティシエはパティシエでも
条件が必要かもしれません。
その話は
また次回に。