「門」で自分の軸を作る

気にしなくていいことを気にしているかもしれない例

2020年8月15日

自分がどんなことに向いているのか明らかになる
門鑑定ですが、

人は自分にないものに憧れる、

人は自分にないものに危機感を抱く、

人は自分にないものを求める、

ということを
このところ特に感じています。




これは、
人間の性だからかもしれないし、

日本の教育が
苦手なことを克服しましょうという
教育指針だからいっそうそうなるのかもしれません。




修門の低い私、
「幅広く深く知識を身につけなければいけない」
と思い、

そうなりたい、
そうなろうと思って
多大なる努力をしていました。



もちろん
データとしてある程度の知識は必要なのですが、

修門という特性を理解すると、

修門のない人では太刀打ちできないほどの
桁違いの情報を
修門の人はたやすく集めることができるのだ、

ということがわかり、

そこを売りにするレベルまで引き上げようという
ムダな努力をすることはあきらめました。



そこをあきらめるかわりに、
持っている資質を伸ばす、活かすことに
努力を向ければいいのです。



どんな資質を伸ばし、活かしていけばいいのか、
それは門学を知る以前には
想像もしていなかった内容でした。





同じく修門が低かった人でも、
それぞれ
「修門がないとわかってよかった」
というニュアンスは異なっています。




「修門(月修門)がないとわかったので
 マニアックな分野で生きていくのをやめようと思った」


「修門がないとわかったので
 1つのことを専門にしぼるのはやめようと思った」




など、
その人その人によって
「ないとわかった」
ことによる活用の仕方は変わってきます。

鑑定書に書いてある以外のニュアンスもいろいろとありますから、
こういうのは
面談で話すことによってはっきりしていくことが多いです。




昨日の面談でAさんがお話しされていたのは
こういうことです。


 このごろの社会的な流れは、
 「好きなことを追求してお仕事にしましょう」
 という風潮。

 では自分はどの分野でいったい何をすれば?
 というのをすごく考えすぎて苦しくなっていた。

 鑑定結果から、

 自分はマルチでいいし、
 むしろ社会の中の歯車のひとつでいてもいい、とわかった、

 そこがはっきりしてよかった。




先月の面談でBさんがお話しされていたのは
こういうことでした。


 このごろよく見るのは
 「賢く生きましょう」というメッセージ。
 特にお金、
 家計管理や資産形成について。

 でもそこをがんばろうとしないほうがいいとわかった。
 自分がそこをがんばってもお金が増えるわけではないし
 幸せになるわけでもない。




AさんとBさんが
「このごろの社会の流れ」として気になっていたことは、
それぞれ、
自分にないもののことでした。


Aさんの持っているものをBさんは持っていない。
Bさんの持っているものをAさんは持っていない。

Aさんの持っていないものをBさんは持っている。
Bさんの持っていないものをAさんは持っている。


たまたまそうなので、
つまり、


Aさんが
「賢く生きましょう」という流れに乗っかり、

Bさんが
「好きなことを追求してお仕事にしましょう」という流れに乗っかる、

それが
AさんもBさんも能力を発揮して
自分らしく幸せに生きられる方法、

ということになります。




ちなみにBさんの場合は
好きなことを1つにしぼらなくてよくて、
好きなことを次々やっていいです。




そして私は
この2つのどちらか?でいうとBさんタイプで、

「好きなことを追求してお仕事にしましょう」
に乗っかるほうがよいということが
門鑑定からわかります。

「お金について賢く生きましょう」
というメッセージは
すべてスルーでOK!

むしろそのほうが賢いということになります。





問題なのは、

たとえばBさんタイプのように
「好きなことを追求しましょう」
が合っている人が、

好きなことを追求して
生きたことがない

という場合があることです。




好きなことをやるのは悪だと思っていた。

好きなことをやらせてもらえない環境だった。



そのような場合、
自分に本当に合った生き方に
なかなか自分で気づくことができません。



そして
自分にないものについて
しぶしぶ頑張っていたりします。




そこを修正していくのに、
門鑑定書の裏付けがあると、
自信を持って路線変更していくことができるのですね。


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