「門」ごとに人は異なる

内向的な人は脳の〇〇レベルが高かった!

2019年6月29日

昨日は犬のシャンプーに
長女が連れて行ってきてくれました。

子供が免許を取ると何かと便利です(^^)


可愛い髪飾り(?)をつけて帰ってきました。

 


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さて
人間関係において
「外向型」と「内向型」ってありますよね。


門学で大ざっぱに分けると
立門と創門の人が外向型の人が多くて、
官門と修門の人が内向型の人が多くて、
財門は半々に分かれるかな?
という印象です。




官門の私は
自分が外向型だと思ったことは一度もなく、

どちらかというと内向型であることを気にしながら
子供時代を送っていた気がします。



それは母親に
お友達ともっとしゃべりなさいよと
言われていたからなのですね。


でも、
話す気分になれないものはどうしようもないです。

そんなに会話って必要か?と思っていたかもしれません。



そして外向型の人たちを
ずっとうらやましいと思っていました。



内向型でいることは
肩身が狭い、存在感が薄い、
と思っていたのですが、

高校生のときに
けっこうな存在感のある堂々とした女子が

「べつに話したくないから静かにしていたい」

と事もなげに言ったのを聞いてから、

そうだよね、
話したくないって別に悪いことじゃないよね、
と、
自分の「話したくない気持ち」を
急に肯定するようになったのでした。



この「話したくない気持ち」
って何なんだろう、

とずっと思っていましたが、

ここのところ読んでいる
「ハーバードの心理学講義」
という本に
こんなことが書いてあってなるほどと思いました。




「生理学的には、外向型──内向型の違いは、
脳の新皮質の特定領域における覚醒レベルの違いだと考えられています。
つまり、
外向型の人は普段の覚醒レベルが低く、
内向型の人は高い状態にあります。
日常生活で適切に振る舞うには、覚醒レベルを最適に保つ必要があります。
そのため、外向型は覚醒レベルを上げようとし、内向型は下げようとするのです。」



私にとってはとても斬新な言い回しでした。

外向型の人のほうが活発なのでいろいろと「高い」
内向型の人のほうが「低い」
ようなイメージでしたが、

脳に注目すると
内向型の人のほうが「高い」ものがあるのだとは。



それが
「脳の新皮質の特定領域における覚醒レベル」



簡単に言えば
内向型の人のほうが感受性が高い、
みたいなことでしょう。



そしてこの本の説明はこう続きます。

「普段から覚醒レベルが高い内向型は、
最適なレベルを維持するために、
刺激的な状況を避けようとします。
刺激の多い状況ではパフォーマンスが落ちることを理解しているからです。
そのため、周りからは人づきあいが悪いと誤解されることがあります」


「逆に、もともとの覚醒レベルが低い外向型は、
刺激的な状況を好みます。
熱い議論が交わされるような環境にいるときこそ、
自分のパフォーマンスが上がることを知っているからです」




・・・そうそう、そうなのよ。

「刺激の多い状況ではパフォーマンスが落ちる」のよ。

だから多すぎる会話は遮断したくなるのよね。



無意識のうちにそう感じていたのだとわかりました。


私の場合は
自分が会話に加わると刺激になるのであって、
人がにぎやかに話していたとしても自分が話しかけられない状況だったらそれはべつに「刺激」ではないから、
にぎやかなところで一人だけ別のことに集中する、というのは平気です。




つまり
外向型、内向型、
どちらも「パフォーマンスを上げる」ために
刺激を調節しているということです!


人の違いだけでなく
その違いの中身を理解するのって大切ですね。




さらに門学で分類すると、
同じ外向型でも立門と創門ではパフォーマンスの上げ方のニュアンスが異なりますし、
同じ内向型でも官門と修門では異なります。


官門は、
余分な刺激を遮断することで自分の〇〇を高めたいから、
と言えますし、

修門の人は文字通りに
自分の世界に入り込みたいのだと言えるでしょう(^^)





ところで・・・

門学サイトに
「門を仕事に活かす」というページ(link)を作りました。

なんで今まで作らなかったんだろう?
という感じですが、
急に思いついたのでまとめてみました。

サイト内のリンクはまだ修正しておらず、
今のところはこのブログからしか飛べないことになっています。




あと
昨日のブログ
コワイほど鋭い人間観察力を見せてもらった(link)」の内容を踏まえた、

「門を人間関係に活かす」というページも
後日アップします。

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