●「門」で 己を知り己を使いこなす

好きを仕事にしてうまくいくのはこんなとき

2019年7月5日

昨日は
「好きなことを仕事にしてうまくいくのかどうか」
という話題が出たので
本日は2年前のブログから。

FotografieLink @ Pixabay





「好きなことをやったらいいんですよ!!」

VS、

「好きなことは仕事にしないほうがいいです」

この、
相反する2つのこと、
どちらも耳にすると思いませんか?


何をやったらうまくいくのか。


それは、私の観察では

「本気になれること」

です。

「絶対やってみせる」
「絶対やり遂げてみせる」

と思えるようなことです。


本気になったことは、
たいてい実現します。

最初に想像していたものとはちょっと違ったとしても、
何らかの形で。

「好きなことをやったらいいんだよ!」

という意見は、

「好きなことだから本気になれるはず」

ということから来ていると思います。


好きでもないことには本気になれない。
だから好きなことをするべき。

という理屈です。

間違ってないと思います。

では、

「好きなことは仕事にしないほうがいい」

というのはなぜなのか?


それは、

好きなことは
のんびりやりたい、
ゆっくりやりたい、
マイペースでやりたい、

「人が何と言おうと
本気を見せてガツガツ突き進む」

なんていうやり方は、
したくないんだ!


という心理が働く場合のことを
言っているのではと思います。


趣味のうちは
好きなことしているのが
心地よかったけれど、

仕事にしたらとたんに
苦しくなってしまった、

という話を聞きますよね。

それは、
好きなことは
マイペースで大事に
やっていたかったということだと思います。

「この私の思いを形にするためには
どんなことでもする!!」

「あらゆる手段を使って
私の思いを人に届ける!!」


というタイプの「本気」には
なれなかったということです。

どちらがいいとか
悪いとかではなくて。

「好き」と「本気」が両立するのなら
最高ですよね!!

それは大いに仕事になるはずです!


しかし人の心の奥を見ていくと、

「やりたいことをやりたい」
ということよりも、

「あの人にヘンな目で見られないように」
「あの人に気に入られるように」
「周囲の人と波風立たないように」

など、

他人からの視線に対して自分が安全でいられること、
にエネルギーを使っていることが多々あります。


そうなると、
好きなことがあっても、

「あの人」
「周囲の人」

から白い目で見られるからやらないでおこう、
となりますよね。

そういう心理が働くうちは、
好きなことをやる準備が整いません。


そんなふうに、
「好きなこと」に対する思いは
人それぞれですから、


仕事にするのなら
「人よりできること」
「人より得意なこと」
という切り口で選んでいくほうが
スムーズです。

自分にどんな才能があるのか
よくわからない、
なかなか見つけ出せない場合は
門学を参考にしてみてくださいね。

意外なところ、
自分では当たり前すぎて気づかないところに
自分の才能が眠っていたりします。

「好きなこと」と「本気」。



あなたの本気はどこにありますか?

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