昨日は「夢を育てる」ことについて書きました。
今日はその流れで、
夢を描く言葉の設定についてです。
門学に関わり始めてから気づいたのですが、
世の中には、
・数値目標
・状況目標
の２種類があって、
より自分がリアルに思い描けるもの、
より自分がポジティブな気持ちになるもの、
を選ぶとよいです。
一番はっきり分かれるのが
お金についての夢・目標で、
それは財門のあるなしによってだいたい決まります。
財門の高い人は数値目標が好きです。
テンションも上がります。
「〇〇〇〇円稼ぐ」
「目標年収〇〇〇〇円」
など、具体的な数字が入る目標です。
「お金持ちになる！」
というのも、
お金持ちと呼ばれるにはかなりの額が必要ですから
数値目標の部類に入ると言えるでしょう。
しかし財門の低い人は
数値目標を掲げるとかえって混乱してしまいます。
「目標50万円！
・・・って、どうしたらいいんだろう」
とか、
分からなくなっちゃって、
テンション下がるし行動も進まなくなります。
これが、
財門の高い人だと、
「目標50万円・・フフフ」というように
テンションが高まるのです。
なので
財門の低い人の場合は、
状況目標、
たとえば
「お金に一生困らない！」
とかにするといいです。
こちらは「お金持ちになる！」とは違って、
100円必要なときに100円あればいいのだし
１万円必要なときに１万円あればいいのだし
１千万円必要なときに１千万円あればいいのです。
つまり金額の大小は
あまり関係なくなります。
お金以外では、
テストの点数とか
スポーツの記録などが
数値目標を作れますね。
「目標90点！」とするのと
「〇〇大学合格！」「〇〇の資格試験合格！」とするのと
どちらがよりモチベーションが高まるか？
リアルにイメージできるか？
結果は同じように見えますが、
途中の思考回路によって心の盛り上がりが違ってくるので、
自分は数値目標と状況目標と
どちらがいいのか？
を考えて、
それに応じた目標の言葉、
つまり「自分への声かけ」を
工夫してみてくださいね(^^)
気持ちが高まらないとやはり
物事は進まないです。
進展が遅いだけならまだしも、
完全に止まってしまったりしますから。
それから
目標の高さを工夫するのも大事です。
あまり高すぎる目標にすると、
「まだ達成できない」
「まだダメだ」
という焦りばかりを産んで、
よろしくありません。。
まずはムリのない目標にして、
「できた！」
という達成感と、
自己肯定感をはぐくみましょう(^^)
１つできたらまた次の目標を作ればいいことです！
もっとも
大きな目標ほど張り合いが出るし
どれだけかかってもやり遂げるぜ！！
という、
ガッツがあって自己肯定感も高い人は
でっかい目標を掲げちゃえばいいですよね(^^)
それから
ばくぜんとした希望はあるのだけど、
未来をどう描いたらいいのか
いまいちはっきり見えてこない、
わからない、
という場合は、
未来を考えるのではなく
今もしどんなふうだったら
もっとよかったか？
を考えてみるのもよいかもしれません。
「いろいろあって叶わなかったけれど
本当はこうでありたかった」
その思いの中に、
これから後悔しないための未来へのヒントが
詰まっています。
グチだらけになるかもしれませんが
「本当はこうでありたかった」を
思いっきり洗いざらい書き出してみるのも
よいと思います。
さらに！
そういうの全部メンドーなの、というアナタ。
夢も目標もなにも考えず、
ブロック解除
がオススメです(^^)
もうこんな世の中イヤダ！
とか
あいつのせいで！
とか
私って本当にダメね…
とか
今度のあの仕事、緊張する！
とか
あの子の気持ちがわからない
とか
そういう日常のちょっとしたことについて
潜在意識の書き換えをしていくと、
あれ？
そういえば昔夢見た〇〇が叶ってない？
とか
あんなに嫌だったあの人が
よい人になってるんですけど？
とか
仕事うまくいったー！
とか
そういうことだったのか、スッキリ
とか
夢も目標も意識していないのになんか叶っちゃった、
という現象が起きます(^^)
夢に向かって何かをたくさん学ぶよりは安上がりなので「なーんにもしたくない」人ほどオススメです（笑）
みなさんの夢が叶いますように・・・
以上、
七夕シリーズでした(^^)
