昨日の記事の中で、
やりたいことをやっているけど
うまくいかないケースについて
少し触れました。
今日はここに絞ってみたいと思います。
やりたいことなのにうまくいかない。
その原因の1つ目はコレです。
1.自分の適性、資質に合ったやり方をしていない
これは何年か前の私もそうだったのです。
たとえば、
整体にしても何にしても
大量の知識を持ち、
それらを詳細に説明していけるようになることが、
必要かつ重要なことだと考えていました。
しかし、
門学が教えてくれたのは、
私よりもずっと、
知識量で勝負していくにふさわしい資質を持つ人が
世の中の半分くらいいる、ということです。
それはたとえば
私が100の知識で「すごい!がんばった!」
と思うとしたら、
知識量で勝負できる人は
10,000、100,000、
それ以上の知識をさらりと蓄えて
「まだまだだ」
と思っていたりするのです。
こんなふうですから、
知識量で勝負したら
私が世の中の半分の人よりも劣ってしまう、
ということがわかります。
努力でカバーできないほどに
スタートラインが違うのです。
それをまざまざと見せつけられたときに、
私は知識量で勝負するのをやめました(^^)
あっさり。
そのかわりに別の長所を意識するようになりました。
そうしたら、
それまでよりもずいぶんラクなのに、
前よりも多くの結果を出していけるようになりました、とさ。
2.過去のトラウマに引きずられている
トラウマというのは
過去のイヤな記憶のことです。
例1.
本当は人を引っ張っていける資質があるのだけれど、
過去にリーダー的な役についたときに人間関係がこじれてしまった。
いろんな批判を受けてしまった。
だから人を引っ張る立場になるのが怖い。
例2.
多人数よりも少人数や1人でいるほうが好きなのだけど、
過去に親から「もっと積極的におともだちとたくさん話しなさい」
と何度も言われたので、
1人でいると自分がダメであるような気がしてしまう。
例3.
小さい頃に容姿をからかわれ、
自分のルックスに自信が持てなくなってしまった。
それでいつも暗い表情をして、背中を丸めて小さくなっている。
例4.
小学校の頃に授業で指名されて
答えを言って間違えて
笑われたり怒られたりした記憶がある。
それで間違えるのが怖くて仕方がない。
これらは、
同じ思いを持っている人は
大いに共感しますよね。
しかし
過去にまったく同様の経験がない人は
「それがどうしたの?」
「それがそんなに怖いの?」
と思うかもしれません。
そして
すでにそれらを乗り越えた人は、
「その気持ちはとってもわかるよ」
「でも大丈夫だよ!」
と思うことでしょう!(^^)
乗り越えることはできます。
トラウマは、
ただの過去の体験データの1つになったり、
新しい体験をするために必要な知恵になったりします。
怖いという感情が起きなくなったときが、
そのときです。
ここはブロック解除が大いに活用できるところです。
3.その「やりたいこと」が他人の「やってほしいこと」である
そもそも、
「やりたいこと」が
自分が本当に望んでいることではない、というケースです。
たとえば親が医者だった。
親戚一同も医者が多かった。
医者になることが自然な環境。
そうであれば、
「私も医者になりたい」と思う可能性は
高くなるのではないでしょうか。
しかも、
医者へのなり方もすぐわかるし、
医者というのはどういう人かもわかっているわけです。
だから医者になった。
・・・しかし!!
あるとき気がつくこともあるのです。
本当に自分がやりたいことは
別のところにあった、と。
人生のストーリーは
つねに目的まっしぐら、というわけではありません。
そういう映画はつまらない。
紆余曲折があったほうが
客観的には面白い。
だから
やりたいことに到達するまでに
寄り道イベントの数々が発生することが多々あります。
それはそういうもの。
遅すぎたとか
そんなふうに考える必要もなく、
気がついたときに
「本当に自分がやりたいことをやろう!」と
変更すればいいです。
お金もエネルギーもちょっとかかるかもしれませんが、
それでも、
本当にやりたいことをやるほうが
最終的に省エネになります(笑)
それに・・・
その、やっと見つけた「やりたいこと」の先に、
ほかの「やりたいこと」がある場合もあるんです!!
あまり先の先まで考えすぎると
頭がゴチャゴチャになるので、
今!
この瞬間を大切に生きているか???
を問いながら生きていけば
よいかと思います(^^)
以上、
やりたいことを堂々とやっていくために、
覚えておきたいこと3つでした!