「門」で人間関係を向上させる

社会の中で役割を果たす

2016年3月29日

私たちが幸せを感じるときってどんな時だろう、と考えてみた時に、

食欲・睡眠欲など基本的な欲求が満たされることがまず第一で、

それから承認欲求、
自己実現欲求と、

より社会的な欲求へと上がっていきます。


つまり、
社会の中で何か役割を獲得し、

自分がそのことで「役に立っている」という実感が持てること。


それには、
自分が喜んでできる仕事、と、

そのことでたった一言でもいいから「ありがとう」と言われること、
が必要なのだと思います。


役割と言っても、
不本意なのに人から与えられた仕事ばかりでは
自分にも喜びがありませんし、

まったく喜びがなかったら
いい仕事は
決してできないです。


しかし、
人からの評価を獲得して安心したいのが
先にくるために、

自分が喜ぶことなんて後にして
自分を犠牲にしてでも評価を得ようとすることが
普通になっているかもしれません。


私もかつては
仕事とはそういうものだと思っていましたが、

今では認識を変えました。


自分がそれをやることに
意味や喜びを見いだせるからこそ、

多大なエネルギーを
仕事に注ぎ込むことができるのです。


そう考えると、
社会の中での役割は、

人から与えられるのを待つのではなく、

自分から進んで
つかみ取りに行くほうが
よいのではないでしょうか?


ひたすら社会全体のために。

そして自分のために。


犠牲はもういりません、これからの時代は。


己を知り己を生かす秘術「門」の
面談をするたび、

また、
面談を終えた人たちが
自分の門に目覚めて成果を上げていくのを見るたび、

いつもそのように思います。

日本という場所は、

出る杭は打たれやすく、
落伍者が再生しにくいような場所ですが、


そういう風潮の中から一歩引いて、
「門」の術を使えば、

打たれない杭となり、


出まくった杭になるのも
調和する杭になるのも自由、

能力なんてナイナイづくしと思っていた自分でも、
与えられている力をしだいに呼び起こして
何歳からでも再生できると確信しています。


社会のあり方が根本的に変わろうとしています。

ゆっくりですが、
確実にその流れは現れてきています。


不本意な生き方をしてきた人ほど、
今こそ、
自分らしい生き方をつかめるチャンスはないと思います。


これまでの自分だけでなく、
先人たちが時代の流れの中で
果たせなかったことを、

私たちが果たす時だと
思いませんか?


そして私たちにも果たせないことは、
さらに私たちの子供たち、さらにその子供たちが
果たしていってくれるでしょう。

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