「門」を子育てに生かす

子育てを楽しくするために考えたこと

2018年8月17日

乳幼児期の子育てといえば、
客観的には一番カワイイ時期のはずですが、


世話することが多くて大変・・・

子供に振り回されて大変・・・

自分の時間が取れない・・・

そして家庭によっては
夫がまったく協力してくれない!!!


ストレスが積もることだらけに
なりがちです。


この問題をどうするか。

せっかくの子育てを楽しみたいのに
どうすればいいのか。


それには
「今」をなんとか楽しくするしか
ないわけで。

 


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↑2007年の夏(^^)
子供たち3歳5歳、末っ子まだおらず

自分のやってきたことや
いろんな人にから聞いたことを振り返りながら
書き出してみました。

1.子供が生まれる前に、自分が想像していた
「やりたかったこと」を思い出して実行する。


このくらいの子供がいたら
こんなことをしたいなー、と
思っていたことはないでしょうか?

ただ手をつないで歌いながら散歩するとか
お弁当を持って公園に行くとか
プールであそぶとか
キャンプするとか

いろいろ。


バレエを習わせてみたいとか
そういうのでもいいし、

子供とディズニーランドに行きたい、
子供とハワイに行きたい、などでも。


私はけっこう「やりたかったこと」がたくさんあったので、
それを1つ1つ実行に移すだけでも
手応えがありました。

バレエもちょっとだけ習わせてみました。
当時の娘がそこのお友達の輪に入れなかったので
3ヶ月くらいでやめてしまいましたが・・・。

身体的に大変なのを押し切って
ハワイにも行きました。


やった後悔より、やらなかった後悔。

思いつくことはだいたいやったので
それだけでも後から「よかったなー」と思えます(^^)


2.自分たちに合った「保育園/幼稚園」を見つける。


うちでは3つの園を経験しましたが、
整体のお客様に紹介していただいた
超穴場な園がとても気に入って、

そこは乳児園から学童保育まであるので
子供3人、かれこれ14年くらいお世話になっています。
末っ子にいたっては、赤ちゃんから今までずっとその園なので
まるで実家のようです。


乳児と学童はそこそこの人数がいるのですが
幼児が少なくて(無認可だからなのかもしれません)
お姉ちゃん・お兄ちゃんの頃は各学年が4〜5人、
末っ子が年長のときにいたっては幼児全員でたったの3人
という
超少数保育(先生のほうが多い!!)でしたが、

とても優しい先生方と
教会員のみなさん(教会付属の園でした)、
学童のお兄さんお姉さんに囲まれて
しあわせな幼稚園生活を過ごしました。

そんな個性的な園に預けるママたちとも気が合うから
幼稚園行事もどれも楽しくて。
人数が少ないから人疲れもしません(笑)


心配も不安も気遣いもない
幼稚園生活でした!

給食はないので弁当は毎日作っていましたけど
人間関係が風通しがよいことのほうが、
毎日弁当を作らなければいけないことよりも
ずっと私には大切でした。


3.子供の将来を楽しみに描く


うちの子は将来きっと〇〇になる!

そういうものがあると
今がちょっと楽しくなります。


これは子供に合わないことを描いてしまうと
子供には負担がかかるし
親の夢は叶わないしで
お互いに悲惨なことになりますが、

門学(もんがく)があれば大丈夫!

門(もん)に合ったことを
描けばいいのです。


立門だったら
社長になるかもとか女優になるかもとか

創門だったら
未来のスティーブジョブズだ!とか

財門だったら
大商人とか大金持ちとか

官門だったら
・・・コピー能力あるので一番想像がムズカシイですが
理念にまっすぐ突き進む何かカッコいい姿を。

修門だったら
学者になるとか世界的〇〇専門家になるとか


想像するのは
タダなので!!

想像というのは
気分よくなる想像によって
今をより楽しくするためにあるので!!

そして
門(もん)に合ったことを子供がすると
何だか嬉しくなるし
面白くもなります。


官門長女は
私のバイクの後ろに好んで乗るので
さすがだなーとか
空手もそもそもの身体能力が低いわりには
サマになるよなーとか

財門長男は
数字に強くてさすがだなーとか
友達たくさんいるなーとか

修門次男は
ゲームを連続6時間もできるなんて(しかも幼稚園生のとき^^;)
さすがだなーとか(笑)
愛読書が「危険・有毒生物大図鑑」というのが
まさに、とか


門に合っていれば
物事がスムーズに運ぶようになる、
ということなので、

それが何であろうと
門のとおりであればOK!

安心して見ていられます。



4.野性化する。

子供は文明化されたニンゲンよりも
野生的な生き物です^^

虫をじーっと眺めてみたり
水たまりがあれば突っ込んでみたり
岩があれば登ってみたり

大人だけでは絶対にやらないことを
子供と一緒にやってみる!!

子供と同じように
喜びの雄叫びを上げる!


ココ、
本気で一緒にやるとやらないとでは、
一生分の「親への信頼度」が違ってくると思います。

ゲームでも自分がやれるものだけは
(ゼルダの伝説とパズドラ)
子供と一緒に真剣になってやりました。
だからどの子供がどれだけゲームが凄いかとか
どんなふうに凄いかが身をもってわかります。

子供たち唯一の「続けた」習い事、
空手も一緒になってやりました。
一緒に汗を流し、練習し、
できないところをできるように努力する。
昇級・昇段試験も一緒になって受ける。

たぶんそのへんが理由で
子供たちは高校生になっても私を信頼してくれています。

いろいろ一緒に真剣にやったから、
私のほうも子供を信頼しています。


5.仕事に逃げる。(笑)

私には
24時間子供といるのはムリでした・・・。

身内も友達もいない
金沢という初めての土地での子育て。

専業主婦だったら孤立です。

大学院生のとき、
一人暮らしでありながら
大学でも、教授と先輩、2人としか会わない生活が
3ヶ月続いたことがありました。
教授も先輩もとてもいい人だったのに、
なんだか発狂しそうでした・・・。
だからいくら自分の子供でも、
ずっと2人きりだったらおかしくなる、と思いました。

それで産後2〜3ヶ月から保育園に預けて
仕事をすることを選びました。

昔みたいに大家族の中で育てるのだったら
こういう問題は起きないのでしょうけどね。


前述したように
とてもいい保育園・幼稚園を見つけることができたので、
私は「仕事をしながら預けて育ててよかった!」
としか思っていません。

社会から取り残されるという思いもせずに済んだし、
いわゆる「好きな仕事」「やりたい仕事」を少しずつ築くことができました。
お客様からいろんな子育て情報やヒントをいただき「それいいですねー!」と取り入れることもでに、ホント助かりました。


「こんな小さな子供を預けて子供がかわいそう」と言われたのは
なんとビックリ、たった1回だけでした。


こんなふうに
あの手この手で今を楽しくする工夫をし、
何とか切り抜け・・・。

他にもやってみたことはありますが
今の子供たちにつながっていて
うちで上手くいったと判断できるのは
こんな感じのことでした。

もうちょっと
躾とかマナーとか
ちゃんと教えられたらよかったかなと
思ったりはするのですが

自分にできないことを
子供に教えられるわけがなく。


できることしか
教えられず。

この母のもとに生まれてきたのが
運命だ!
この環境で得たものだけを最初の武器として、
あとは自分で開拓していってね(^^)

というところです(笑)

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