自分が理想とする環境に身を置きたい、
という願いは
誰にでもあると思います。
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私も常々、
子供の頃からそう思ってきました。
そんな話になったとき、
人の反応は2つに分かれました。
「そんな理想の世界は、ない」
「そうなったら、いいよね」
思うに、
自分が1ミリも変わらずに
周囲だけが理想的に変わる、
ということは不可能だし、
「世界が平和になりますように」
というような願いは尊いですが
争いが地球上から1つもなくなるというのは
少なくとも生きているうちには実現しないだろうし、
「どこでもドアがほしい」
というのも
生きているうちには実現しなさそうですし
「魚になって海を泳ぎたい」
「鳥になって空を飛びたい」
こういうのも
生物学的法則に反しているので
ムリかと思いますが、
「自分と世界との関わり方を
心地よいものにする」
というのは
できると思います。
コツその1は
信じること。
「そんなこと、できはしない」
と思っていたらムリだし、
「できるかもしれないけど、
ムリだろうなあ・・・」
と思っていても
ムリ。
「当然、できるでしょ、いつかは」
「できないわけがないじゃない」
そんな感じでいれば
大丈夫です。
コツその2は
人と縁が切れていくことに
焦りや悲しみをおぼえないこと。
自分が理想とする世界には
どんな住人が住んでいますか?
理想世界に移行するには、
理想世界の住人と知り会って
親交を深めていく必要があります。
たとえば幸せな結婚をしたいなら
幸せな結婚をすでにしている人と
多く付き合うか、
1人2人だとしても深く関われれば
だんだんそうなります。
そんなつながりができるたびに、
自分にとっての新しい世界に
相容れない人とは
自然に縁が切れていきます。
自然に切れない場合は
こちらから切ることも重要です。
そして、
縁を切ることに1ミリの罪悪感も未練も抱かず
そういう流れなのだと割り切ること。
彼らには彼らの世界があります。
彼らには彼らの理想があります。
すれ違ったままの関係、
抱きたくない思いを隠しながらも付き合う関係は
お互いに失礼ではないでしょうか。
コツその3は
人に自分の理想を
押し付けないこと!
共鳴してもらえる人を探すのは
大いにアリです(^^)
では、
キャラクターのタイプ別
(「門(もん)」別)
に
これらのどこが得意で
どこが苦手そうか、
挙げていってみます。
◯ 王・リーダータイプ(立門)
一番得意なのは、1。
自分の理想を大なり小なりいつも持っているし、
信じるも何も、
理想や目標に向かっていつも突き進めるタイプです。
3が、本人はそのつもりでなくても
周囲が「押し付けられた」ように感じることもあります。
ですが
人を惹きつけ、巻き込むのも得意というか
自然にそういうことができる「先導」能力が武器なので、
過度に気にする必要はないでしょう。
◯ アーティスト・ヒーラータイプ(創門)
2の「縁を切る」がいちばん苦手です!
関わるすべての人と調和を保ちたいタイプ。
断るとか、反対するとか、
そういうことが苦手ですし、
慈愛に満ちて心やさしいので
どんな関係もガマンする傾向があります。
3の「押し付けない」は一番問題ない感じ。
◯ 商人タイプ(財門)
1も2も一番ソツなく
現実的に対応できるタイプです。
理想はあまり壮大ではないのですが、
現実的な目標は軽々とクリアして
次の目標に向かって進みます。
3。
理想を押し付けるというか、
「こういうものでしょ」
「その行動のこういうところがおかしいんじゃない?」
ということをきわめて正論として
ストレートに指摘しすぎて
相手をズタボロにして
修復不能な人間関係にしてしまうことがあるので注意・・
◯ 騎士・戦士・官僚タイプ(官門)
理想は常に
実は高いかもしれません。
遠い先を見ているかもしれません。
2の
人間関係にクールになることが
もっとも得意。
やりすぎてスパスパ切りすぎることもあるくらいです。
似非ではなく
本当の官門(生まれながらの門が)の人は
自分の思いを人に押し付けることは
あまりないです。
主張はしても
本気で押し付けはしないし、
アドバイスはしても
受け入れてもらえなくても気にしない。
◯ 学者・職人タイプ(修門)
理想はつねにマニアック。
少年のように理想を語ることはあっても
押し付けはしません。
たぶん、独自の世界になかなか他の人がついてこれないことを
無意識のうちに察しているから。
2の
切れない人間関係で
人知れず悩みがちかもしれません。
切った人間関係でも
悩むかもしれません。
考えすぎる傾向があるので。
対策は、
自分の専門分野に没頭することです(^^)
以上、
そんな感じでしょうか(^^)
私の生まれながらの門(もん)は
官門ですので
けっこうクールに対処できます。
サブの門(もん)が創門ですが
官門が強いおかげで
人間関係でやられることはなく、
たとえやられても
引きずらないです。
ですが不思議なもので、
自分が修門的な行動を多くとっていたときは
人間関係に
クヨクヨと悩むタイプでした・・・。
本当は
修門はとても低かった。
まさかの官門が
強かった。
そう認識しただけで
人との関係が自然に変わってきました。
より心地よい方向に、です。
自分と、周囲の世界との関わり方について
理想は実現できると
私は思っています(^^)