昨日は立門の人と
「自由さ」について話していました。
門学では
「よいことと悪いことは表裏一体」
と言います。
同じことを一つとっても、
良く解釈もできれば
悪く解釈もできる。
「自由」であることについて、
「ワガママ」という逆の解釈があります。
自由奔放な子は、
時として親から厄介に思われがち。
「自由」であることは、
よいほうに使っていけば、
誰も見たことのない世界を
創り出すことができます。
たとえばこの本、
過疎の村にブランド米を作ることで
村を蘇らせた話とか。
同じ人の本で
こんなのもあるんですね〜、
こちらのほうが「自由」が伝わってくる題名です(^^)
「UFOとローマ法王、そして自然栽培: 空飛ぶ円盤で日本を変えた男」
しかし日本人にはどうも
自由さは敬遠されがちです。
ワガママと思われるから?
あともう1つ、
自由の裏として「いいかげん」があります。
立門と相反する「官門」、
官門にはあまり
「いいかげん」ができなくて。
昨日話してたのは、
大学で二留、
つまり2回留年とか
する人いますよね。
遊んでたり何だりして。
1回だけじゃなくて
2回留年する。
それはサボってたから・・・
と見るのが世間一般でしょうけど、
でも、
留年なんてしちゃいけない!
と思って、
よく言えばきちんとがんばる、
別の見方をすれば
定型から外れたことができない、
きちんと卒業しなきゃと思って自分を縛る、
私はそのようなタイプなので、
二留しておおらかに過ごしていた人を見ると
自由でいいなぁ
という憧れもあったのでした。
自分にはマネできないけど、
その自由さはうらやましい、という。
ちょうど昨日Facebookで、
全然知らない人のことですけど
人が困っていたのでウン百万のお金を貸したら
それが結果として詐欺グループに振り込むお金に使われて
戻ってこない…
という話がありました。
まあ
そういうことになると
たいへん。。
でもそういう人たちでもきっと
何とかなっちゃうんだろうなと思います。
思い詰めるタイプではないように見受けられました。
お金に苦労するかもしれないけど、
なんとかなる、という。
立門の人が、
「オレ、何とかなる力があるんだよね」
と言ったら、
まわりの官門や財門ぽい人たちから
「それ、まわりの人が
何とかさせてくれてるだけだから!」
と言われたというエピソードがありました。
それでも
何とかなっちゃう力って
やっぱりあります。
何とかなる力、何とかする力、
が
とても少なかったら、
失敗から立ち直れなくなることも
あります。
大学時代の友人で、
何でも真面目に勉強して
成績とてもよい優等生だった子がいたんですけど
公務員試験に落ちてしまった。
そのへんから大学に来なくなり、
連絡がつかなくなり、
一人暮らしの家から出なくなったようで
大家さんに頼んで鍵を開けてもらって生存確認をするということに。
生きてはいた、
と思いますが
たぶん
大学卒業できてないです。
さっきの
詐欺に遭った人の対極。
いいかげん or マジメ(深刻)
どちらに傾きすぎても
ヤバくなりますが、
いいかげん→自由
マジメ→きちんとしている
長所のほうに考えて、
良いことに生かしていけるとよいですよね。
物事は表裏一体。
表も裏も見るようになると、
あの人ってじつは
こういういいところがあるんじゃない?
わたしって本当は
こんなことができるんじゃない?
と
今まで見えなかった視点が
見えてくるようになることがあるから
面白いですね!