●「門」で 己を知り己を使いこなす

立門的リーダー、官門的リーダー

2020年8月9日

立門の人からときどき質問がありますため、
今日は「リーダー」についてのお話です。



立門=リーダー、

と単純にイコールでとらえるのは、
実はちょっとキケンです。




官門がルールを守る人、
ととらえるのと同じくらいに
本質から少しズレます。

それより大事な但書がありましたよね?
門鑑定時の資料に。





昨日、立門の人とお話ししていて、

「リーダーにはなりたくないんだけど」
と言う立門の人の中には、

立門的リーダーではなく
官門的リーダーのことを想定しているのでは、

と思ったので
今日はそれについて書いておきます。




学校や社会における「リーダー」の多くは、
官門的リーダーです。

それは、
組織の中で、
リーダーとして何をやるのか
役割が決められているリーダーです。





学級委員もそう。

校長先生もそう。

中間管理職もそうだし、
創業者が別にいるなら社長もそうかもしれないです。

リーダーの役割が決められていて、
それをこなすことを求められます。




それは
立門の人にとっては
かえって重荷です。

自由でなくなる。

縛りが増える。

という理由で。





真に立門的なリーダーは、
自らビジョンを示す人です。

公立学校の校長先生は
官門的リーダーですが、

もしも
「このような学校を作りたい!」
と思って
自ら学校を作って校長になるなら、

それは立門的リーダーです。




何を、どんなことをやるのか、
他人や組織が決めるのではなく、
自分が決めるんです。




なので、
社会的に認められるリーダーの役職は
実は立門的なものは少なくて、

むしろ、

「今度みんなでココ行かない?」

と音頭を取って実行するような、

役職がつかない行動であっても
立門らしい「リーダー」と言えます。




もしかしたら立門のみなさん、
そういう役割ならわりと
すでに当たり前にやっているかもしれないですよね。




もっとも
それより前に、

まずは自分で自分のことを決めることが
大事です。




両親の意向とか、
社会の常識に盲目的に従うのではなくて、

自分はどうしたいのか、
ということ。




立門のキーワードは「リーダー」よりも、


・自由な発想

・行動力

・内側から湧いてくるエネルギー

・ノリ(やりたいからやる、いいと思ったから即やる、という瞬発力)


そういうことのほうがずっと大事です。





もしも立門なのに
それらが自分に足りないのであれば、

育ってきた環境のせいで
弱っているのかも。




リハビリが必要です(^^)




とにかく、
立門のみなさんは、

「リーダー」という言葉に
引っ張られないようにしてくださいね!


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