●「門」で 己を知り己を使いこなす

行動パターンを一気に変えるには

2018年9月28日

やめたほうがいいと思うのに
いつまでもやってしまう、

または

やったほうがいいと分かっているのに
いつまでもやれない。

そういう負のループにはまるとき、
ありますよね。


たとえばですが
ダイエットの必要があるけれど
食事制限や運動を
なかなか始めることができないとか。




食事制限や、
習慣になっていない運動を始めることは
誰にでもつらいことだと思います。




でも、
始められる人がいる。
そして続けられる人がいる。



どうなったらそうできるのか?

・・・というとき、

意志の強さとか
根性とか忍耐とか
出してきたくなるところですが、

そうじゃなくて
それより前のこと、

つまり
「ダイエットとは何か」
の部分が、

ダイエットを始められない人と
始めて継続できる人では
違っているのだそうです。


ダイエットを始められない人にとって、
ダイエットとは
つらいもの、苦しいもの、
それだけ。
そのまんま。


始められる人はどうなっているかというと、

ある人にとっては
「私が美しくなる手段」

またある人にとっては
「憧れのあの人に近く手段」

などなど、


つらく苦しいという部分を越えた
その先の大きな輝く希望が見えている、

ということなのだそうです。


そうなるには
何かきっかけがあることでしょう。


素敵な服に一目惚れして
「これを着れるようになるんだ!!」
と強く思うとか、

太っていることで
「ブタ」とか何とかヒドイことを言われて
いいかげん腹が立ったので
痩せて見返してやろうと思ったとか、

急に憧れの人ができたとか。
目標にしたい同性でも
注意を引きたい異性でも。

ダイエットしようしようと思って焦るよりも、

そのきっかけとなる
「イベント」
を待つほうが効力があるということです。


そして
本当にダイエットが必要なら
イベントはかならず起こります。

でももし
その体型、その体重でダイエットしても
弱るだけでしょう!!
みたいな場合には
きっとイベントは起きないです。

別の方向にイベントが起こります。

それを察知して、
別のことをすればいいです。

この判断がなかなかつかない人、
多いようですけど・・・




うちの夫は
ランニングをやっていて、

フルマラソンはもちろん
100キロのウルトラマラソンも走ります。


夫にとってランニングは
「楽しいもの」
「心地よいもの」
「これがなくては生きられないもの」
というような
ポジティブな定義なのでしょう。

私にはそんな長距離ランニングは
「ただの苦行」
なので
できません^^;



でも一生そうかというと
それは分からないもので、

何せ夫も5〜6年前までは
「わざわざ走るために走る人の気持ちがわからん」
と言っていたのです。

薪割りや薪の確保など
(うちに薪ストーブがあるので)
実用性を兼ね備えた運動こそ最高!
運動のための運動は、意味がわからない!

と言っていたのに。

どんなイベントが起きたか詳しくは知りませんが
たぶんトレイルランニングというものの存在を知ってから
アウトドア→山→トレイルランニング
と繋がったのかと思いますが

180度変わるものですね。

これはもしや
財門だからか? (笑)




目標(体を動かすこと)は変えないが、

その達成方法や方針は
180度でも変えることがある財門・・・。



何かをやる、
またはやめるには

ポジティブな「定義」「位置付け」
が必要です。


苦行のままやらないこと、です!


私はブログを書くことが楽しいし
わりと好きなので

開業当時の
まだブログがなくて「レンタル日記」だった頃から
ずっと書き続けています。



もっと言うと
開業よりもさらに何年か前
(1990年代!)から
自分のホームページを持っていて
ときどき日記を書いていたりして、

知り合いが時々読んでくれて
感想を送ってくれたりしたので

「楽しい」
という思考が
より高まってきていたのだと思います。




苦行は続かないし、

ムリして続けたら必ずといっていいほど
心身を壊しますが、

ムリのないこと、
自然にサラッとできること、
楽しいこと、

だったらそれなりに続きます。




というわけで
苦行はやめて、

「できること」
「楽しいこと」
をやる、

今それがなければ
そういうものがふとできるようなイベントを待つ、

それが
理想の行動パターンに近くコツではないかと
思います。

「できること」がどこにあるのか
まったく分からなくなってしまったら、

門(もん)の指針を活用してくださいね。

そこを探せばよかったのか!という
気づきがあるかもしれません。

-●「門」で 己を知り己を使いこなす

Copyright© 門鑑定 太田かおり , 2024 All Rights Reserved.